何故、定期的に通院することが必要なのか
整体院、整骨院、マッサージなどで
継続して通院してくださいと
言われることがあるんじゃないかと思います。
しかし‥本当に
継続して通院する必要があるんでしょうか?
急性症状と慢性症状
整体院に来られるのに急性と慢性の二つの症状があります。
急性症状とはぎっくり腰や寝違えなど急に痛みが出るもので
動かすとかなり強い痛みを感じるのが特徴です。
急性症状は身体を動かすこともできないような痛みがあるので
重症のように思ってしまいますが‥。
ぎっくり腰にせよ、寝違えにしろ
ほとんどは1~2回の施術で
多くても3~4回の施術で痛みは取れます。
4回も5回も通って痛みが取れない場合は
そこの施術が合わないのか‥それとも
他に要因があるのかもしれないので
治療院を替えたほうがいいのではないかと思います。
急性症状は継続した通院の必要はありません!
では、一方
肩こりや腰痛などに代表される慢性症状はどうでしょうか?
慢性的な症状は、
普段は、生活を送る上で大きな支障はないですが
常に痛みがあったり、不快な状態が続きます。
時折、我慢できない痛みや不快感に襲われ
そうなると治療院に駆け込むという方が多いんじゃないでしょうか。
慢性症状は長い年月を重ねた結果、
今の症状が出ています。
慢性症状的な鈍いかすかな痛みや肩こりなどの
不快感、しんどさはなんとか我慢できます。
我慢していれば痛みや不快感はやがて感じなくなります。
それは治ったからでしょうか?
いいえ!残念ながら
それは身体が痛みや不快感に慣れてしまっているからです!
人間の体って凄いもので適応力を発揮してすぐに慣れてしまうんです。
そして、またしばらくして痛みや不快感を感じてしまう
我慢して、慣れて、我慢できなくなって
痛みや不快感を解消するために治療院に行って‥
これの繰り返しで
徐々に体を蝕んで悪化させています。
従来の症状を繰り返すだけならまだいいのですが‥
突如として、
頭痛やめまい、耳鳴り、のどのつまり感、吐き気、手足のしびれなどの
症状を引き起こすことがあります。
自律神経のバランスを崩してしまうのです。
こうなると改善まで時間がかかり
いろんな症状、辛さが次々と襲い掛かってきます。
慢性症状とは無理が積み重なってきた症状です!
急性症状よりず~っと重症だと言えます。
長い年月を経て悪化してきた慢性症状は
じっくり時間をかけて、しっかりと治す必要があります。
慢性症状は継続した通院が必要です!
しかし、何でもかんでも、
継続した通院を強要する(勧める)ような
治療院などは避けたほうが良いかも。
また、しっかりと説明をしてくれない所も
どうかなと思います。
どちらにせよ
よく説明を聞いて納得したうえで
ご自分で判断してください。
健やかな身体を取り戻すには
自覚と根気が必要です!